タイを釣る女になりたい
極寒の1月半ば、我々は釣りに出ることにした。
そう、アマダイを釣るためである。
今年こそタイを釣る女になると目標を掲げていた。
私は船に乗ると80%の確率で船酔いを起こすので、前日から万全の態勢で挑みました。
・睡眠時間をしっかり取る(睡眠導入剤を飲む)
・船に乗る2時間前には食事、酔い止め薬を飲む
・おかわり用酔い止め薬を常備する
真っ暗闇の湘南。武者震いと寒さで体がビートを刻む。
でも大丈夫 薬漬けの私は無敵なのだ。うーうー呻きながらいざ出航!
7時近くになると辺りはぼんやり明るく。
左に富士山、右に江の島。なんとまぁ絶景。
今回は長年釣りをやっている家族について行きました。
予習しておいてねと言われて参考にした餌の付け方動画はこちら。↓
前日までの完璧なイメトレのおかげで、オキアミえびちゃん🦐の付け方はお手のものである。
ちなみに電動リールやら何やら釣りに必要なものは全部家族から借りました。おんぶに抱っこで申し訳ない...
水深70〜90mくらい。深い!
一番底まで糸を垂らして、1〜1.5mほど巻く。
釣果第1号は私...ではなく父!さすが...
少し小ぶりだけどアマダイGET!
その後も何匹か釣り続ける父の隣で私は釣れず...
カモメにせかされる...私だって釣りたいんや...
1時間くらい待ち惚けていたその時!
やったーーーーー!!!!
立て続けにGET!!
なんだこれ?カレイ?ひらめ?よくわからん
あとアカボラGETです。
その後も何匹かコンスタントに来るものの、お目当てのアマダイは来ず...
悲鳴を上げた父は隣でアラに刺されてました。
こいつには体に毒針が仕込んであって、刺さると焼け付くような痛みに襲われるそうな。こわー...( ‘ᾥ’ )
船長さん曰く、家に帰っても痛みがひかない時はお湯に傷口を付けると楽になるとか。
アラ自体は美味しいみたいですが、いかんせんおっかないのでリリース。
しばらく痛みで悶えていましたが時間とともに楽になったみたいでよかったです。
竿先やエサの付け方に集中しすぎてあまり気が付かなかったけれど、景色はとても素晴らしいものでした。雲から光が漏れてるのが神秘的。
11時を過ぎた頃、風が強くなってきたので今日は引き返しますとアナウンス。
薬漬けが効いたのか今回は酔いませんでした。どんな成分使ったら酔わないのかな、なんらかの神経が麻痺してるんだろうけど大丈夫なのかねこれ。
帰港後のクーラーボックス
2人分合わせたらたくさんの収穫(*´ω`*)
私...3匹
父...8匹
でも私はアマダイを釣りたかったんや...
また次回にリベンジですね。
今回のまとめ
・冬の船釣りは寒い(電気ヒーターが無敵)
・オキアミを針に刺すときは尻尾側から
・アラは刺されると超痛いから注意
・野生のイルカが泳いでる姿がたまに見られる
・カモメに餌をあげると味を占めて釣り竿で鳥が釣れてしまうらしいから注意
・薬漬けになればなんとかなる
・湘南はいいところだし船宿の人はみんないい人
長くなりましたので今日はこの辺で。
次は3月ごろかな。
お疲れ様っしたー!